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ある日、私が塾から帰ってくると、テーブルの上に大好物のバナナ(昔は、高級品だった…)が
1本置いてありました。このバナナを目ざとく見つけた私が、台所で夕食のしたくをしていた妻
に、「これ、食べてもいいの?」と聞きました。私が使った「これ」というコトバは、いったい
何なのでしょう。この世に、「これ」というものはありませんね。実は、私は「これ」という
コトバをバナナという名詞の代(か)わりに使ったのです。このように、名詞の代わりに使う詞
(ことば)を代名詞と呼びます。
この章では、代名詞というコトバについて攻略します。
あるものを、「これ」とか「あれ」とか指(さ)し示(しめ)す代名詞を指示代名詞と言います。
指示代名詞には、this ・ that ・ these ・
those の4種類があります。
ズィス ズィーズ
this と these
自分の近くにあるものを指し示します。this
は「これは・この」という意味、these は this
の複数形で、「これらは・これらの」という意味で使われます。
ザットゥ ゾウズ
that と those
自分から離れているものを指し示します。that
は「あれは・あの」という意味、those は
that の複数形で、「あれらは・あれらの」という意味で使われます。この4つの代名詞は、
そのまま覚えてください。特に、「〜の」という意味で使われることは、多くの人が忘れがち
なので、必ず記憶してください。
(例)this pen (このペン)
those apples (あれらのリンゴ)
指示代名詞が「〜の」という意味で使われるときには、日本語と同じで、ふつう、すぐ
後ろ(右側)に名詞がきます。この場合、正しくは指示形容詞というのですが、この文法用語は
覚える必要ありません。
このページは、日高式「中学英語攻略マニュアル」の一部です。
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